抹茶が持つ10の効果

抹茶は日本のスーパーフードと呼ばれ、今や世界中で広く親しまれています。そんな抹茶が持つ10の効果を紹介します。

抹茶の成分と栄養素

抹茶には、タンパク質、炭水化物(食物繊維)、脂質、ビタミン、ミネラルをはじめ、様々な成分が含まれています。

中でも、茶カテキンなどお茶のポリフェノール、アミノ酸のテアニン、そしてカフェイン、サポニンは抹茶の注目成分といえます。

それでは抹茶が持つ10の効果を紹介します。

アンチエイジング

抹茶に含まれる茶カテキン(エピガロカテキン)には高い抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。

他にも、抹茶にはβカロテンやビタミンCなど複数の抗酸化物質が含まれています。

免疫力を整える

茶カテキンには免疫細胞マクロファージを活性化させる働きがあることが報告されています。マクロファージには体内に入り込んだ細菌を除去する働きがあるため、抹茶には免疫力アップの効果が期待できます。

また、サポニンには、ウイルス・細菌から体を守る免疫機能を司るナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあります。>

風邪・インフルエンザ予防

茶カテキンには抗ウィルス作用があり、風邪やインフルエンザの感染予防に効果があることが報告されています。また、こまめにお茶を飲む習慣も、口内のウイルスを洗い流す点で効果的です。

ダイエット効果

茶カテキンとカフェインにはダイエット効果が期待できます。特にポリフェノールの一種である茶カテキンには、血糖値の上昇をゆるやかにする作用があり、糖質や脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。

同様に、サポニンにも脂肪の吸収を抑制し、蓄積を抑えることで肥満を予防する効果が確認されています。>

デトックス効果

抹茶には、不溶性食物繊維が30%程度含まれており、便秘の解消や予防に効果が期待できます。

リラクゼーション・ストレス軽減

抹茶にはアミノ酸の一種であるテアニンが豊富に含まれます。テアニンにはリラックス作用があり、ストレスの緩和や睡眠の質を改善する効果があると報告されています。

美肌効果

抹茶には様々なビタミンが含まれています。中でもビタミンCはカテキンと協働し、シミやそばかすの原因になるメラニン色素を抑制する働きを持ちます。またビタミンCはコラーゲンの生成にも必要な成分です。

口臭予防

茶カテキンは植物ポリフェノールであるフラボノイドの一種であり、消臭効果や殺菌効果を持ちます。食後に飲むといった習慣により、口臭の予防が期待できます。

冷え性対策

テアニンには副交感神経の活性化し、自律神経を整える働きがあります。これにより末梢血管の収縮を抑える効果が認められており、冷え性の対策になると期待できます。

生活習慣病のケア

茶カテキンには悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる作用がある他、血圧・血糖値の上昇を抑える作用があります。これにより、各種の生活習慣病のケアとして効果が期待できます。

1日一杯の抹茶で健康習慣を

毎日の抹茶生活により、味や香りを楽しむだけでなく美容や健康への効果も期待できます。ぜひ取り入れてみてくださいね。